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剣道とヨガ~okidoyoga~

itomeshizuka

現在、アメリカのオレゴン大に交換留学中の息子君

幼稚園で体験して小学校から中学まで9年間

地元の道場で学んでいた剣道をアメリカで再開!

日本が大好きなアメリカ人が集まる剣道部に入部。

中学までとはいえ、かなり稽古していたため
アメリカ人学生たちにアドバイスができて
ネイティブの友達を作るのは最初は難しい中
たくさん友達ができてとにかく楽しそう!

自国のアイデンティティをしっかり持った国際人に

剣道は幼稚園の体験から
本人はしたいと言い出したものですが

海外に長期滞在した夫婦として
日本人として武道をひとつしてほしい
という思いもそれをサポートしました。

まず、北米では
武道ができる日本人は一目置かれます。

そして日本の道のように
根底に文化的な精神性が土台にあるもの
ネイティブだからこそ深く理解できることがあるため

誇りと自信をもって伝えることができ
国際人としての土台となる日本人としてのアイデンティティを
しっかりと持つことができます。

剣道とヨガ

そして、私が剣道をしてほしかった他の人にはない変わった?理由。

ヨガ、です。

こどもにヨガをさすなら剣道だな、と思ったからです。

双方を良く知っている方は
剣道とヨガって一緒なんですよね?と
言ってこられます。

剣道もヨガも
本来は精神の安定と集中、そこから人格形成を目指す
行法哲学であり、動禅ともよばれます。

ヨガは勝手にフィットネスにされ
日本の文部科学省はスポーツにいれてしまっている、と

龍村修先生が嘆いていました。

剣道も都合上スポーツに分類されて
勝ち負けだけを楽しむ競技として扱われて
本来の武道の目的を知らない強豪選手も
います。

剣道連盟では

小学校から
書道コンクールや剣道に関わる作文コンクールがあります。
書道で書く言葉人気No1は「不動心」

大人でもわかってない人が多いのに
小学生からこれを教えているのがすごいです。

剣道は身体の勝負だけでなく
心の勝負でもあります。

だからスポーツは若い時にピークがきますが
剣道は人生経験が大きな要素となるため
大人になるほど精神性の要素が高くなり
段位が高い高齢の先生は本物の強さを
もっていらっしゃるようです。

一方で、

剣道では
よくわかっている指導者のこどもさんや
お寺育ちのお子さんには
小学生のころから精神的なことまで教えられて

雑踏のなかでも心の静けさを保てる
剣士がいます。

雑踏の中でもどんな状況でも
まわりに左右されることなく
自分の内側に目を向け
心を鎮めることができる

まさにヨガの目指すところです。

さらに

沖ヨガでは

心身安定には

丹田を鍛え、仏性を開発することが必須と
言われています。

丹田に気が集まり

上半身の無駄な力がぬけ下半身がしっかりとした
上虚下実の状態を修正法によってつくります

剣道でも

臍下丹田を鍛えること、意識すること
強くなるために最も大切なことです。

また。ヨガでいう
心のおしゃべりをとめる

これも剣道で試合に勝つときには
顕著に結果に影響します。

ヨガはインド発祥の物説明できなくても
指導者でなければ問題ありません。

でも剣道は日本の国技です。

学校教育できちんと
教えて欲しいですね。

ABOUT ME
糸目志津香
糸目志津香
ヨガインストラクター
ヨガとの出会いはカナダにて。古来から幸せのツールであるヨガは、生理痛、扁桃腺炎、冷え性からの解放にくわえ、子育て、介護といった様々な日常を乗り越える術を教えてくれました。素晴らしいヨガの恩恵を多くの方と分かち合いたく、子育て期から更年期、高齢期まで幅広い層に向けて、心身の健康をサポートする活動を行っています。
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