6月21日夏至は国連が定めた国際ヨガデー

2025年の国際ヨガの日のテーマは
Yoga for One Earth, One Health
(ヨガで地球を一つに、健康を一つに)
インドのモディ首相は、このテーマに
ヨガを通して世界中の人々を健康にしたいという願いが込めています、と伝えています。
「国際ヨガデー(International Yoga Day)」は、毎年6月21日、夏至の日。
2014年9月、インドのモディ首相が国連総会でこう演説を行いました。
「ヨガは古代から受け継がれたインド5000年の伝統が生んだ、かけがえのない贈り物です。ヨガは心と体、思考と行動の統合を体現しています。人と自然、健康と幸福の調和を実現する包括的アプローチです。ヨガは単なる運動ではありません。自分自身、世界、自然と一体になる方法なのです。」
その3ヶ月後の2014年12月の国連総会で、国際ヨガデーは177か国全会一致で採択されました。こうして2015年以降、6月21日は国際ヨガデーとなりました。

国際ヨガの日は、
ヨガを実践して心と身体、精神のバランスを整え、
人々の健康と平和を願う大切な日として
古来より伝わる素晴らしい東洋の叡智をわかちあう日です。
ヨガの目的は、苦しみの根源である執着、エゴからの心の自由です。
呼吸、体、心を整えるための行うものは全て、
そこに至るための手段として日常の中で
練習、実践していくためのものです。
ヨガは、人が地球上の生き物として、健康で幸せに生きていくために必要なことをすべて伝えています。
それを「宇宙の法則」「自然の法則」といいます。

私たちの命は、人の力ではない何かわからないものから繋がり生み出され、不思議な細胞内の働きによって生かされています。
人という生き物は、命を授かると、まず人のお世話になり、そして人のお世話をしたり人にお世話になったりしながら生き、最後にまた人のお世話になります。
変えることができないこの自然の法則は
地球上の人類すべてが共有している事実です。
ひとりひとりが、執着、エゴから解き放たれ、
大切にすべきものを大切にしていき、
心の平安を共に目指すことができれば
世界はきっと平和になるでしょう。